2007年12月31日
日本海の旅19
日本海の旅もうええやろってお叱りのお声も聞こえてきそうですが、今回より最終日に立ち寄ったとこのご案内をさせていただきます。
もうすこしだけご辛抱を。といいつつ今回は新年号で長いです…('-'*)♪
3泊4日の旅、3泊目は久美浜の方に泊まったので、久美浜駅を海の方へ行ったところの、豪商『稲葉本家』に朝一番に訪問しました。
駐車場は少なく2台分くらいしかありません。
駐車場脇の時計台。しぶい。
入口はコチラです
お屋敷は大きいので四方が道路です。
さっそく入ってみます。
大店(おおだな)って感じの立派なつくりです。
とにかく天井が高いそして通路も部屋も
昔のものと思えないくらい広いです。
番頭さんの後ろに貼ってあった
年の初めに行なう行事表です。
古いしきたりを匂わす貴重なものです
竈さんのおおきさが
使用人の多さを物語ってます。
その炊事場の広いのを利用して
おみやげ物和風小物などがうってます。
私はこの珍味に惹かれました。
小さい蟹がまるごとたくさん入ってます
このあたりではポピュラーな土産のようです。
稲葉本家は、久美浜で糀屋(こうじや)で財を得、廻船業で沿岸交易を営み巨万の富を得て、付近の藩の金融を独占するほどの豪商でした。他にも巨額の私財を投じて旧国鉄宮津線豊岡・久美浜間の敷設に多大な貢献をしました。明治23年に竣工した母屋は平入桟瓦葺き切妻造りの2階建てで、国登録有形文化財になっています。
お座敷を見せていただきます。
とにかく広い!
そして細やかなところにおしゃれな細工があります。
この欄間美しい細工です。
かなりの腕の大工さんの仕事でしょう。
江戸時代文政年間(1818年)に建てられたこの奥座敷。こちらの欄間の素材は竹。「水道」をイメージしたでざいんだそうな。
というのも案内の方に教えていただきました。
これは釘隠しだそうです。
釘隠しは柱などが交差した部分に打ち留めた大釘の頭を隠すための化粧金具のことです。
奥の間などに通じる仕切り戸板には綺麗な絵が描いてあります。
窓からの景色です。
のんびりと見たい景色です。
見てください!この美しい庭を…
主客が滞在する「奥座敷」から眺められるお庭。
主客のみがこの庭を楽しんだそうです。
他にも色々見所がありますが、
多すぎて紹介できません。
落語、琴、お香・陶器の手作り体験等の催しもあるようです。
喫茶コーナーの稲葉本家ゆかりのぼたもちも名物だそうです。
稲葉本家は5年の歳月を掛けて建築されたもの。120年の歴史を持つ味わい深い建物でした。ゆっくり楽しむと半日近くかかりそうです。
豪商 稲葉本家
京都府京丹後市久美浜町3102
TEL 0772-82-2356
AM 9:00~PM 4:30(水曜休館) 入館無料
長かったのに最後までご覧頂いてありがとうございますm(_ _)m
もうすこしだけご辛抱を。といいつつ今回は新年号で長いです…('-'*)♪
3泊4日の旅、3泊目は久美浜の方に泊まったので、久美浜駅を海の方へ行ったところの、豪商『稲葉本家』に朝一番に訪問しました。
駐車場は少なく2台分くらいしかありません。
駐車場脇の時計台。しぶい。
入口はコチラです
お屋敷は大きいので四方が道路です。
さっそく入ってみます。
大店(おおだな)って感じの立派なつくりです。
とにかく天井が高いそして通路も部屋も
昔のものと思えないくらい広いです。
番頭さんの後ろに貼ってあった
年の初めに行なう行事表です。
古いしきたりを匂わす貴重なものです
竈さんのおおきさが
使用人の多さを物語ってます。
その炊事場の広いのを利用して
おみやげ物和風小物などがうってます。
私はこの珍味に惹かれました。
小さい蟹がまるごとたくさん入ってます
このあたりではポピュラーな土産のようです。
稲葉本家は、久美浜で糀屋(こうじや)で財を得、廻船業で沿岸交易を営み巨万の富を得て、付近の藩の金融を独占するほどの豪商でした。他にも巨額の私財を投じて旧国鉄宮津線豊岡・久美浜間の敷設に多大な貢献をしました。明治23年に竣工した母屋は平入桟瓦葺き切妻造りの2階建てで、国登録有形文化財になっています。
お座敷を見せていただきます。
とにかく広い!
そして細やかなところにおしゃれな細工があります。
この欄間美しい細工です。
かなりの腕の大工さんの仕事でしょう。
江戸時代文政年間(1818年)に建てられたこの奥座敷。こちらの欄間の素材は竹。「水道」をイメージしたでざいんだそうな。
というのも案内の方に教えていただきました。
これは釘隠しだそうです。
釘隠しは柱などが交差した部分に打ち留めた大釘の頭を隠すための化粧金具のことです。
奥の間などに通じる仕切り戸板には綺麗な絵が描いてあります。
窓からの景色です。
のんびりと見たい景色です。
見てください!この美しい庭を…
主客が滞在する「奥座敷」から眺められるお庭。
主客のみがこの庭を楽しんだそうです。
他にも色々見所がありますが、
多すぎて紹介できません。
落語、琴、お香・陶器の手作り体験等の催しもあるようです。
喫茶コーナーの稲葉本家ゆかりのぼたもちも名物だそうです。
稲葉本家は5年の歳月を掛けて建築されたもの。120年の歴史を持つ味わい深い建物でした。ゆっくり楽しむと半日近くかかりそうです。
豪商 稲葉本家
京都府京丹後市久美浜町3102
TEL 0772-82-2356
AM 9:00~PM 4:30(水曜休館) 入館無料
長かったのに最後までご覧頂いてありがとうございますm(_ _)m
Posted by milk at 23:34│Comments(0)
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